徳島県にある四国八十八ヶ所巡りの地、続いては11番から14番までをみてみましょう。
11番・・・「藤井寺」(ふじいでら)
お寺の境内にある藤棚が有名なお寺です。弘法大師がこの地で自らの厄払いをして薬師如来像を彫って堂宇を建てました。このとき弘法大師が堂宇の前に藤を植えたことからお寺の名が「藤井寺」となったとされています。宗派は臨済宗妙心寺派、御本尊は薬師如来です。
12番・・・「焼山寺」(しょうさんじ)
お寺の境内には樹齢数百年とも言われる杉の巨木があり、徳島県の天然記念物とされています。ここには四国八十八ヶ所を最初にお遍路したとされる衛門三郎ゆかりの地です。衛門三郎はこの焼山寺で弘法大師に会うことができました。このとき衛門三郎が持っていた杖を弘法大師が地面に立てたものが後に杉の巨木となったと伝えられています。宗派は高野山真言宗、御本尊は虚空蔵菩薩です。
13番・・・「大日寺」(だいにちじ)
修行中の空海の前に大日如来が現れて霊地であるこの地に寺を建立するように命じました。そこで空海は大日如来を刻んで堂宇を建てて安置したとされています。今この大日如来は脇侍仏となりました。現在安置されている御本尊は明治時代に移設された十一面観世音菩薩となっています。宗派は真言宗大覚寺派です。
14番・・・「常楽寺」(じょうらくじ)
このお寺は巨大な岩盤の上にあります。四国八十八ヶ所巡りのお寺の中で唯一「弥勒菩薩」を御本尊としています。本堂の前にあるアララギの木の枝の間に小さな弘法大師像が祀られています。宗派は高野山真言宗です。
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